TPPについて①

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■TPPとは

TPPとは、Trans-Pacific-Partnershipの略語であり、環太平洋経済協力連携または環太平洋パートナーシップと訳されます。TPPはもともと、2006年5月にタイ・ブルネイ・チリ・ニュージーランドによって締結された自由貿易協定で、これを広く環太平洋地域に拡大しようというものです。これら四カ国を地図の上で結んでみると、太平洋を挟んで(Trance-Pacific:太平洋を超えて・横切って)、円形(=環)になることから、この名称がつけられました。現在では、この四カ国に加えて、アメリカ、ペルー、マレーシア、オーストラリア、ベトナムの五カ国が交渉に参加している。オリジナルTPPの四カ国をP4と呼び、現在、参加交渉中である九カ国をP9と呼ぶ場合がある。

■TPPの性格

TPPのオリジナルであるP4は財の貿易の関税は、原則的に全品目について即時または段階的に撤廃し、関税にとどまらず、サービス、政府調達、知的財産、金融あるいは人の移動なども対象にする包括的な協定です。TPPは自由化の程度が高度に進んだ貿易協定と考えられます。

■WTO、FTA、EPA

自由貿易を推進する国際機関として代表的なものにWTO(世界貿易機関)があります。95年に成立し、現在、世界の150カ国以上の国が参加しています。貿易ルールに関する国際的な立法権や司法権を有し、ルールに反した国に対して報復措置を行うことが可能です。ただ、150カ国以上の国が参加しており、交渉が難航しているので、近年では自由貿易を進める手段としてFTAやEPAが活用されるようになりました。

FTA(自由貿易協定)は加盟国に一律のルールの適用しようとするWTOの原則とは異なり、相手国との間だけで通用する関税ルールを定めるものです。それゆえWTOよりも各国の事情を反映した柔軟な貿易ルールをつくることができます。EPA(経済連携協定)はFTAの一種で域内の商品・サービスの自由化だけでなく、投資や労働力移動の自由化を行うものです。TPPは急進的なEPAに位置づけられます。

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