『仕事も人間関係も「すべて面倒くさい」と思ったときに読む本』 一章要約

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 精神的な疲れは、肉体的なそれとは違い、形がないので、ついつい目がいかず、無理をしてしまいます。休みたいという素直な感情を思考で殺してしまうのです。「何もかもイヤで全てを投げ出したい」と思う人は、感情と思考の区別がついていないのです。感情と思考は密接につながっているので、感情を押し殺し続けると、やがて思考はマイナスを帯びてしまいます。疲れているときは、思考にとらわれ、感情に耳を傾ける余裕がなく、気分はマイナス稲荷増す。こうした負のスパイラルを放置していると、「何もかもイヤになってしまう」といった言葉が口をつくようになります。精神的な疲れは、思考と感情の負の相互作用の結果だということを知っているだけでも、心が楽になります。
 
 思考を感情で抑えてしまうは、「~をしなければならない」といった他者中心の意識が根底にあるからです。これは相手の顔色や言動をうかがいながら、自分の行動や態度を決めてしまうことです。これが肥大化し、私対社会の人々という見方になってしまうと、ますます周囲の事が気になり、自分の感情を見失ってしまうのです。大切な事は、外に目を向けるのではなく、内に目を向ける事です。あなたにとって大事なのは他人ではなく、自分なのです。自分はどう思っているか、何をしたいか、といった素直な気持ち、自分そのものに意識を向ける事が人生を豊かにする上で欠かせないのです。

 このようなことを言うと、「何もかもがイヤだ」という人ほど、「そんな理屈はわかっている」といった投げやりな言葉を吐いてしまいます。これこそ、思考にとらわれている証拠にほかなりません。こうした態度は、仮に口に出さなく無意識に思っている事でも、相手に伝わってしまいます。現状は絶対に変わらないとかたくなに信じており、人の話に耳を傾ける余裕がないのです。元気になったら「~しなければならない」とつい考えてしまうために、自分を変えることに恐れを感じているのです。ここで大切な事は、自分の感情に素直に従った結果、できない自分を否定してしまうことです。自分中心の意識がある人は、できない自分も含め自分自身を認める事が出来、自分の感情に素直な生き方が出来るのです。

『仕事も人間関係も「すべて面倒くさい」と思ったときに読む本』(中経出版)石原加受子著



 

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