関係代名詞


~関係代名詞~

まず関係代名詞という言葉から意味を考えてみよう。
関係 / 代名詞、と二つに分けて考える。

・働き→関係(文と文をくっつける=接続詞)+代名詞(関係代名詞節で代名詞になる)
・役割→形容詞のカタマリをつくる

関係代名詞のという文字にはこういう意味が含まれているのだ。言い換えれば、関係代名詞が含まれる文は必ず2文に分けることができるということ。しかし、今の様な言葉の説明だけではわかりづらいところ。まずは、どうやって関係代名詞が文と文をくっつけ、代名詞になるかを具体例で見てみよう。

早速から関係代名詞を使って2つの文を1つにするのだが、以下の手順で文をくっつける。


―関係代名詞を使った2文→1文合体方法―
------------------------------------------------------------------------------------
(1)2文で共通する語に線を引く
(2)そのうち(代)名詞を関係代名詞にする
(3)関係代名詞を文の頭に置く
(4)関係代名詞を含む文を残りの単語(先行詞)にくっつける。
------------------------------------------------------------------------------------

※(2)においては代名詞を関係代名詞に変換する際以下の表を覚えること。
関係代名詞には三種類=主格・目的格・所有格がある。


          主格    目的格    所有格
人         who     who(m)    whose
人以外        which    which    whose
人・モノ以外両方OK that    that
 ―――――
では以下の2つの文を関係代名詞で1文にしてみよう。
―関係代名詞の主格-

・①Kumi has a friend.
・②He lives in Kyoto.

(1)2文で共通する語に線を引く
→a friendとheが同じなので線を引く
・①Kumi has a friend. ②He lives in Kyoto.

(2)そのうち代名詞を関係代名詞にする
→ここではheが代名詞(he, she, theyなどのこと)
・①Kumi has a friend. ②who lives in Kyoto.

(3)関係代名詞を文の頭に置く
→すでに文の先頭に来ている
・①Kumi has a friend. ②who lives in Kyoto.

(4)ピリオドを消して関係代名詞を含む文を残りの単語(先行詞)にくっつける。
Kumi has a friend who lives in Kyoto.


関係代名詞の主格では
人   <who V…>
人以外 <which V…>

というカタチになる。


では以下の2つの文を関係代名詞で1文にしてみよう。
―関係代名詞の目的格-

・①The girl spoke English.
・②I met her in the park.

(1)2文で共通する語に線を引く
→The girlとherが同じなので線を引く
・①The girl spoke English. ②I met her in the park.

(2)そのうち代名詞を関係代名詞にする
→ここではheが代名詞(he, she, theyなどのこと)
・①The girl spoke English. ②I met whom in the park.

(3)関係代名詞を文の頭に置く
→すでに文の先頭に来ている
・①The girl spoke English. ②whom I met [ ]in the park.

(4)ピリオドを消して関係代名詞を含む文を残りの単語(先行詞)にくっつける。
The girl whom I met [ ] in the park spoke English.

関係代名詞の目的格では
人   <who (m)S + V [ ]…>
人以外 <which S + V [ ]…>
というカタチになる。
※空欄(名詞の穴)ができるところがミソ!


では以下の2つの文を関係代名詞で1文にしてみよう。
―関係代名詞の目的格-

・①I have a friend.
・②His name is Tom.

(1)2文で共通する語に線を引く
→a friendとhisが同じなので線を引く
・①I have a friend. ②His name is Tom.

(2)そのうち代名詞を関係代名詞にする
→ここではhisが代名詞(he, she, theyなどのこと)
・①I have a friend. ②whose name is Tom.

(3)関係代名詞を文の頭に置く
→すでに文の先頭に来ている
・①I have a friend. ②whose name is Tom.

(4)ピリオドを消して関係代名詞を含む文を残りの単語(先行詞)にくっつける。
I have a friend whose name is Tom.
関係代名詞の目的格では
人・人以外<whose+名詞 V…>
というカタチになる。


―前置詞+関係代名詞

このパターンで使える関係代名詞はwhichとwhomしかない。逆に言えばこのパターンで他の関係代名詞が使われていた場合、即間違いだと判定できる。
This is the city which she was born in「これは彼女が生まれた町だ」
この文はもともと二つの文
(1)2文で共通する語に線を引く
→the cityが共通
This is the city. She was born in the city.

(2)そのうち(代)名詞を関係代名詞にする
→the cityを目的格の関係代名詞 which を使用する(先行詞が物なので)
This is the city. She was born in which.

(3)関係代名詞を文の頭に置く
→whichを前に持ってくる
This is the city. which she was born in.

(4)関係代名詞を含む文を残りの単語(先行詞)にくっつける。
※この場合二つのパターンがある。
→(a)のように、そのまま関係代名詞だけを前に持ってきた場合と、(b)のように本来は前置詞+関係代名詞であったので、二つまとめて前に持ってきた場合である。

(a)This is the city which she was born in.
(b)This is the city in which she was born.

となる。

前置詞+関係代名詞のうしろは完全な文
[ ]+関係代名詞の問題では(※[ ]に前置詞を入れる問題)、前置詞を関係詞節のうしろに移動して、“動詞との関係”・“先行詞との関係”を考えて解くのがポイント。



―thatが好まれる場合。

Thatはどちらも使えて便利な印象がある。しかし、どちらでもいいなら入試に問題にならないが、thatでなくてはならない場合が存在する。そこを押さずして高得点は望めない。
以下5つのパターンをマスター

(1)先行詞に「すべて」「ゼロ」などの語が含まれているとき
(2)先行詞に「唯一」「最上級」などの語が含まれているといき
(3)先行詞に「(人)+(人以外)」が含まれていとき
(4)疑問詞+関係代名詞のカタチになるとき
(5)先行詞が関係節内で補語になるとき

―thatが好まれない場合(thatを使用してはいけない場合)
Thatが使えないパターンもある。以下二つをおさえればOK。
(1)非制限用法では使えない
(○)She has three brothers, who lives in Kyoto.
(×)She has three brothers, that lives in Kyoto.
(2)前置詞の後ろに置くことはできない







―連鎖関係代名詞

She is the person who I thought was a teacher.「彼女は、私が先生だと思っていた人です」
(1)She is the person.
(2)I thought person was a teacher.

She is the person. I thought [ the person was a teacher. ]
She is the person. I thought[ “who” was a teacher. ]
She is the person. who I thought[ < > was a teacher. ]
She is the person who I thought [ < > was a teacher. ]

解き方→S+“思考系のV”(think, believe, suppose, imagine)をカッコでくくって文構造をスッキリさせる!



関係代名詞
・①what=the thing which
・②what→<what+不完全な文>のカタチで使う
※The thing which+不完全な文を考えてみれば明らか(whichは関係代名詞)

―↓もっとわかりやすく↓―

(a)先行詞がない(隠れている)
(b)whatの文はまとめて名詞のカタマリをつくる
(c)後ろは不完全


・what S is/am/are 現在のS
・what S was/were 過去のS
=what S used to be
・what is 比較級
・what is more 「その上、さらに」
・what is called 「いわゆる」
=what we/ they/ you call
・A is to B what C is to D 「AとBの関係はCとDの関係と同じだ」
・what with A and (what with) B「AやらBやらで」




関係形容詞のwhat

what=all the+名詞+that

what moneyやwhat love what little food what little moneyなどのカタチで使う。


―関係副詞と複合関係詞
中学校で関係副詞は習っていない。高校で初めて出てくる新分野だから、どうしても苦手意識をもって食わず嫌いな人が後を絶たないが、関係代名詞とほとんど性質は同じなのだ。
関係副詞という言葉は関係代名詞同様、関係 / 副詞と二つに分けて考えるといい。

関係副詞
・働き→関係(文と文をくっつける=接続詞)+副詞(関係副詞節の中で副詞になる)
・役割→形容詞のカタマリをつくる

関係代名詞の“代名詞”のところを“副詞”に変えただけである。ただ、副詞という性質を抑えなければ、関係代名詞との違いがわからない。ここでちょっと補足。

・副詞は文の要素にならない。
・前置詞+名詞は文の要素にならない。
※例外もあるが無視してよい

文の要素にならないということはSVOCのどれにもあたらない。もっと言えば(カッコ)でくくって、省略してもいいということ。とりあえず、副詞と前置詞+名詞は(カッコ)でくくってシカトできる!とおさえよう。
では、それらを踏まえつつ以下例文を見ていこう。まず、前置詞+関係代名詞の復習から。

This is the city. She was born in the city.

という二文を関係代名詞を用いて一つの文にするには以下2パターンがあった。

1 This is the city which she was born in.
2 This is the city in which she was born.

つまり、①前置詞は後ろにあってもいいし、②前置詞+関係代名詞とセットになる、ということ。ところで、関係副詞はどうなるのか。同じ例文で以下見てみよう。

基本的に関係副詞を使った二文→一文方法は同じである。

(1)2文で共通する語に線を引く
→the cityが共通
This is the city. She was born in the city.

(2)in the cityは副詞である(町で…)ので、名詞を関係代名詞にする
→the cityを目的格の関係代名詞 which を使用する(先行詞が物なので)
This is the city. She was born in which.

(3)関係代名詞を文の頭に置く
→whichを前に持ってくる
This is the city. which she was born in.

(4)関係代名詞を含む文を残りの単語(先行詞)にくっつける。
※この場合二つのパターンがある。
→(a)のように、そのまま関係代名詞だけを前に持ってきた場合と、(b)のように本来は前置詞+関係代名詞であったので、二つまとめて前に持ってきた場合である。

(a)This is the city which she was born in.
(b)This is the city in which she was born.


制限用法と非制限用法

具体例をあげれば、「人の名前を教えて!」と突如言われたら戸惑ってします。なぜなら、人といったって、日本人からアメリカ人、男から女、足の臭い人から汗臭い人まで、たくさんいるからである。僕も人だし、あなたも人。これでは誰の名前を言えばいいのかわからない。でも、質問が「世界で一番足の速い人の名前を教えて!」だった場合はどうか。これは難しくない。世界で足が一番速い人は特定できる。ナイジェリア出身ボルトである。。

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